2008/5/1 木曜日: 14:42:11: ディーゼル不正軽油

不正軽油を簡単にまとめてみました。

混和軽油
 軽油に重油や灯油を不正に混ぜたもの
 灯油と重油を不正に混ぜたもの
密造軽油
 重油や灯油から酸やアルカリを使用してクマリンを除去や脱色したもの。
 俗にはクマ抜きと呼ばれ、硫酸や苛性ソーダやアルミン酸ナトリウムなどが使用される。
 硫酸を利用した製造過程では硫酸ピッチが発生するため、重油からクマリンを抜くことを「黒
 抜き」、灯油からクマリンを抜くことを「白抜き」と呼んでいる。
灯油等
 灯油や重油を軽油の変わりとして自動車用の燃料としてそのまま使用するもの。
 軽油の変わりとして灯油に添加剤や潤滑剤などを混ぜ、自動車用の燃料として使用するもので、
 いずれも日本では軽油引取税の脱税行為に該当するため税務当局が厳しく取り締まる。

2008/4/25 金曜日: 14:41:17: ディーゼル不正軽油

前回にもでてきましたが、不正軽油とはどのようなものかもう少し詳しく説明したいとおもいます。
不正軽油とは、軽油に課せられる軽油引取税を脱税することを目的とし、軽油に灯油や重油をまぜた混和軽油、灯油と重油をまぜた濃硫酸や苛性ソーダなどの薬品により脱色しクマリン除去処理を行って製造した燃料のことを不正軽油という。
軽油引取税は原則として軽油だけに課税されるもので、軽油と性質が似ているA重油や灯油に対しては通常課税されていない。
しかも、ディーゼルエンジンの燃料としては必ずしも軽油の性質を満たしていなければいけない必要はなく、A重油や灯油等でも稼働には問題がないとされる。
このため、古典的な軽油引取税の脱税手法として、軽油とA重油・灯油を混和したものやA重油と灯油を混和したものを軽油に代わって燃料として使用するということがしばしば行われる。
このような燃料を混和軽油と言い、A重油・灯油だけを単体でディーゼル車に給油する場合も含めて不正軽油と呼んでいる。

不正軽油の検出・摘発を容易にするため、A重油や灯油には識別剤としてクマリンが添加されている。クマリンの紫外線に対する蛍光反応によりA重油・灯油の混入を判別するためである。

この検出を避けるために、クマリンを硫酸により分解した上で不正軽油を製造・密売する脱税手法が近年増加している。脱税自体が違法行為であるが、このクマリン分解時に排出される硫酸ピッチと呼ばれる廃棄物が未処理のまま密造現場付近に不法放棄されることも社会問題化している。硫酸ピッチはクマリンと反応しきれなかった硫酸を含有するため強酸性であり、また石油由来の有害成分を含む。

このことから、2004年税制改正で不正軽油に対する脱税取締体制の強化が図られる一方、廃棄物処理法の改正等により硫酸ピッチの廃棄に関する規制・罰則も強化された。

また、硫酸ピッチの問題以外にも、不正軽油を用いた場合にディーゼルエンジン内部で不完全燃焼が発生しやすくなり、排気ガスの環境負荷が大きくなること、ディーゼルエンジンの損傷を招くことも指摘される。

2008/4/10 木曜日: 14:38:40: ディーゼル軽油引取税

ディーゼル車専用の燃料として使用される軽油取引には、軽油引取税という都道府県の地方税がかかることになっています。
ちなみに、ガソリンには、国税のガソリン税地方の道路税も含めて課税されています。
近頃、軽油引取税の税金を脱税するために、重油と灯油を混合してディーゼル車で使えるように改造した不正軽油が製造・販売・消費されるようになった。
この混合された不正軽油による煤煙の増加により大気汚染も含め社会問題化している。
今日、軽油引取税の一般財源化が審議されているが、一般財源化されてしまうと道路建設目的の財源ではなくなるため、軽油だけに課税するということ自体が公平性を保つ上で大きな問題点になる。
燃焼により発生する物質による大気汚染や酸性雨や地球温暖化が社会的に問題となっている現在では、環境に対する負担に税を課するという点だけで言えば、自動車の燃料に軽油引取税という形で課税することは公平であり、自動車以外の燃料の重油類に対しても課税すべきだと言える。

2008/4/5 土曜日: 14:35:35: ディーゼル軽油

一言に軽油と言ってもいろんな種類があります。
今回は「プレミアム軽油」について説明したいと思います。

プレミアム軽油とは、1990年代後半ごろSUV車などのRV車ブームであった日本では日本石油と三菱石油、それに三井石油が「プレミアムガソリン」に対抗して、一般的な軽油よりも価値の高い特殊な軽油としてプレミアム軽油を発売したことが始まりとされています。
このプレミアム軽油は、一般的な軽油に比べて清浄剤が含まれているためクリーンなことが期待され、黒煙の減少や着火性や燃焼性に優れているなど一般的な軽油に比べてより万能的な軽油とされています。
しかし、バスなどの中・大型自動車への普及については、大型車に対応できるガソリンスタンドで販売できるところが存在していないか又は少ないため課題が残るとされています。

2008/4/1 火曜日: 14:32:02: ディーゼル軽油

一般に『軽油』と呼ばれていますが、そもそも軽油の定義って何なのでしょうか?

軽油とは、石油製品の1つで、原油から精製されるものであり主としてディーゼルエンジンの燃料として使用されます。
軽油の名は、重油に対応して付けられたものであって、「軽自動車用の燃料」という意味でつけられた名前ではありません。
海外では「Diesel」と表記され、軽油=ディーゼル燃料の意味となります。
日本のガソリンスタンドでは、セルフ式スタンドが普及したことにより誤給油を防ぐという理由から「軽油」という代りに「ディーゼル」と表記されていることもあります。

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